前ページでアロマオイルの概要を紹介しましたが、じつは妊娠中に使わないほうがいいとされるオイルもあります。
セージ、バジル、シナモン、クローブ、ヒソップ、ミルラ、オリガナム、ペニロイヤル、セーボリー、タイム
などです。精油のお店でよく確認しましょう。
ただ、もし「知らずに使っちゃった!」という場合でも過度に心配することはないでしょう。アロマオイルの場合、1%未満に薄めて使うので妊娠中の影響もそんなに心配するほどではないといわれています。一応使わないように指示していますが、実際に問題が起きたということはないと言われている、……そんなレベルの話なのです。
じつは私も上に書いてあるいくつかをマッサージ用に使ってしまったことがあるのですが、あとから気づいてあせったものの、ぜんぜん大丈夫でした。使う量も少ないですし、好きな香りを使うことでかえってリラックスしたくらいです。経過が順調でしたらあまり細かいことを気にせず、好きな香り、今日の気分で選ぶ自分の体の求めている香りを信じて使ってみてもいいのではないでしょうか。
■足のマッサージオイル
オレンジ、グレープフルーツ、レモンなど柑橘系のスッキリする香りを使うといいでしょう。30ml(大さじ1杯)のホホバオイルかスイートアーモンドオイルに1~2滴加えてご使用ください。
○ むくみとりのマッサージの方法
内くるぶしのまわりを指でやさしく圧を加えてマッサージします。
次にふくらはぎの内側を、ひざの内側までマッサージしていきます。リンパに沿ってマッサージするとより効果的です。足の裏の真ん中あたり、湧泉(ユウセン)というツボは腎臓の働きを高める効果があります。親指で痛くない程度に、ゆっくりぐ~っと押します。吐く息で押すようにしましょう。手も同じようにマッサージします。脚と同じように手首を上下に倒したり、まわしたりしましょう。
○ 足湯もむくみ解消に効果的
洗面器にお湯をいれ、カモミール、ラベンダー、グレープフルーツなど、利尿作用のあるオイルを2~3滴たらして30分ほど足湯をしましょう。
■おなか、背中、腰のマッサージオイル
妊娠線の予防や、妊娠中の背中や腰の痛みにもアロママッサージがおすすめです。
グレープシードやスイートアーモンドオイル、ホホバオイルなどを用意し、30ml(大さじ1杯)につき、好みの精油を5~6滴たらして、マッサージオイルを作ります。
1度作ったオイルは作りおきせず、都度使い切るようにしましょう。
○ おなかのマッサージのしかたは、手にマッサージオイルを取り、両手のひらをこすり合わせて手を温めます。手が温かくなったら、肩や腰など辛いところに、オイルのついた手でマッサージします。(オイルはたっぷり目のほうがマッサージしやすいです。)
背中など届きにくい部分はダンナさまにマッサージをお願いして、やさしく押したり叩いたりなどして辛い部分をほぐしてもらいましょう。
マッサージオイルは肌を保湿する効果があるので、太ももやヒップなどにも塗ってマッサージしておくとの妊娠線の予防にもなります。
(お腹の妊娠線へは、切迫早産の方は避けたほうがいいので、さっとなじませる程度にして負荷がかからない程度にしておきましょう)
妊娠中は体は温かいものの、手足の冷えは意外とあるようです。私も気づかないうちに冷えてしまっていたらしく、検診のときに羊水が少し多めのときに「冷えると羊水が多くなるのよ」と注意されたこともありました。秋~冬は足湯は1日何度もして、散歩の前後にも欠かさずに。おなかや足腰へのマッサージは妊娠線が気になり始める8ヶ月くらいから少しづつ始めましたが、母体の負担は思ったよりもあるようで、気持ちのいいものです。夫にやってもらうのも、ありがたいようなうれしいような、夫も最初はぎこちなくやってくれていましたが、私にというよりは赤ちゃんにやってあげているような感覚になるらしく、語りかけるのはおなかばかり。ちょっと苦笑いでした。
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