私たちは日本人ですから、日本の伝統食がもっとも体に適しています。

これは、
身土不二(しんどふじ)」:私たちの身体と住んでいる場所の土は一体である。

という東洋医学の基本理念にも通じるものです。ですから食事の基本は、輸入製品を極力避け、

○ 玄米(苦手な方は胚芽米や7分つき米)
○ 本醸造の味噌を使った味噌汁
○ 季節の野菜
○ 海草
○ タンパク質は魚、卵、肉の場合は鶏>豚>牛 
○ 天然海塩をきちんと摂取

としましょう。魚に含有されるとされる水銀が問題になっていますが、週に3回以上食べなければ問題ないという報告があります。あまり過敏になる必要もなさそうです。

もともと、日本食は栄養バランス的に大変すぐれています。季節の野菜も、四季の自然のバランスの中で出来上がったものですから、身体を冷やさぬよう、温めすぎぬよう、きちんと体のために作用してくれるものです。今はハウス栽培の野菜が出回って、いつが旬なのかわからなくなっていますが、

○「冬に夏野菜(トマト、なす、きゅうりなど)は避ける」
○「夏は果物をとりすぎて身体を冷やしすぎないようにする」

果物と野菜のとり方ではこの二点を注意しましょう。

また、下記のようなポイントもマタニティライフの食事には大切です。

無農薬や減農薬、無化学肥料で栽培された野菜や果物を選びましょう
→ これらの野菜や果物の栄養価は高く、ハウスものや化学肥料で育ったものより味もいいものです。見た目は少しいびつなものもありますが、見た目より中身の実力で選びましょう。


料理の味付けに使う、しょうゆや味噌はぜひとも本醸造のものを使いましょう
→ 昔ながらの蔵などで時間をかけてじっくりと熟成された本物の調味料には、化学調味料のようなぴりっとした強さがなく、まろやかでコクのあるおいしさがあります。おなかの赤ちゃんに、本物の味を教えてあげる意味でも、母子の健康のためにも体の中に入るものはきちんと「本物」を選んであげましょう。


塩もぜひ、本物を選びましょう→ いまだに減塩、減塩といわれていますが、減塩が必要だったのは、ナトリウム99%の塩を食べさせられていた時代の話です。今は、天然のいい海塩が出回るようになりました。
人間の身体のミネラル分は現在の科学でわかっているだけでも96種類。海水にもまったく同じものが含まれています。現代の病気の多くは、このミネラル不足が原因とも言われいます。体内の老廃物を代謝する働きを持つ、ミネラルです。妊娠中毒予防のためにも、海水から作った、精製度の低い天然塩をミネラル成分と思って、減塩をせず、きちんと摂取しましょう。

カルシウムもしっかりとりましょう
→ カルシウムは骨や歯を作るだけではなく、血液や体液、神経組織にも含まれ、心臓の鼓動を保つはたらきもする重要な栄養成分です。血液中のカルシウム濃度は一定に保たれており、不足した分は骨から補給されます。そのぶん骨のカルシウム量が減って、骨の密度が低下するのです。お母さんの体は、何よりもまず赤ちゃんが最優先になります。お母さんが栄養不足になっても、つわりで何も食べられなくても、赤ちゃんには栄養がいくシステムになっています。そのため赤ちゃんがカルシウム不足になることはありませんが、お母さんの方は赤ちゃんに運ばれた分、どんどんカルシウムを失ってしまいます。妊娠中の女性は成人女性が1日に必要とするカルシウムの約1.5倍の量が必要とされています。小魚や海草類から補給しましょう。


私が心がけていた食事は、まさに上のようなものです。つわりの時期は梨やぶどうなど水分の多い果物しか受けつけない時期もありましたが、おさまってからは玄米や皮付きの野菜などもよく噛んで食べるようにしました。すると、妊婦にありがちな便秘もなくなり、(もともと冷え性で便秘がちだったのに!)、食欲はあるものの余分に脂肪太りすることもなく、

妊娠前より健康になったのでは!?と思うほどでした。まぁ、あまりに優良すぎたせいか、たま~にスナック菓子やインスタントラーメン、ファーストフードがむしょうに食べたくなることもありましたが、そんなときは食べちゃいました。食べたいのをがまんしてストレスをためるのもよくないよね!なんて言い訳しながらですが、大切なことは、1日1回は玄米と野菜中心のご飯を食べること、外でファーストフードを食べても、家ではちゃんとした食事をすることのようです。



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